ディレクター

現在の仕事内容を教えてください。

山本

誠勝は新宿、山形、群馬にスキャニングセンターがあります。各地のスキャニングセンターと日々連絡を取りあい、業務が円滑に進むよう管理するお仕事をしています。
主にslackというチャットツールを利用して、各スキャニングセンターからの質問に答えたり、電子化の作業方法の指示出しをおこなっています。 また、営業が相談を受けた案件の見積り出しも日々のお仕事の一つです。
営業からお客様の求めている電子化の目的や仕様を確認したうえで、適切な電子化方法を検討し、作業工程を洗い出し見積りを算出します。
電子化の方法に不確定要素が多い時などは実際に自分でスキャナーを動かし作業時間を図ったうえでその案件にかかる費用を計算することもあります。

ディレクター業務のやりがいは何ですか？

山本

ディレクター業務は営業と現場をつなぐ調整役なので、その調整がうまくいき円滑に物事を進ませる必要があります。
円滑に物事を進ませるのは当たり前のことなんですが、ディレクターの調整一つで現場の作業時間が大幅に減少したり、営業の労働負荷が減ったりします。
自分が行った調整で以前よりも一つの案件に対する業務時間が減少したときなどはとてもうれしいですね。
あと、業務内容とはあまり関係ないのですが、誠勝で電子化している書籍や資料は他では見ることができないようなとても貴重なものが多いです。
私は古書や古美術が好きなので、そういうものに触れる機会が多いことも密かに喜びを感じてしまいます。

将来のビジョンは？

山本

誠勝がおこなっている電子化業務は表に出ることがない、縁の下の力持ち的な業務です。
やっていること自体は派手な業務ではないですが、今まで世に出ることがなかった貴重書が人の目に触れることができたり、また、埋もれていた資料が新たな研究の資料になるなど、目立たないですが社会の役に立っている実感があります。 将来のビジョンというほどではないですが、いつか自分が電子化に関わった貴重資料を自分の子供と一緒にみながら、これはお母さんがやったんだよと自慢してみたいですね。