大判資料の電子化活用方法
改修工事の図面共有

古いビルや建築物の改修工事などを行う際、当時の設計図面が一冊しか現存しておらず共有出来ないといった状況でも、電子化することで再印刷やタブレットなどでの共有が可能となり、業務を飛躍的に効率化することが出来ます。
古い図面の永久保存

マンションの管理組合や企業で保管している古い図面を情報が鮮明なうちに電子化、保存することで経年劣化による情報の喪失を防止。また電子化されたデータが鮮明であればスペースを圧迫する図面を廃棄することも可能です。
データの無い図面の再CAD化

古い建築物の図面や様々な事情により紙の図面しか残っていない場合でも、スキャン後の画像データからCAD用のデータを作成することが可能です。画像データの共有だけで無く、CADでの再編集や設計などでもご活用頂けます。
地図やポスターの再印刷やデータ化

A1サイズを越える資料も、シートフィーダー型スキャナーを用いれば最高600dpiという高解像度でスキャニングすることが出来ます。データ化によりポスターの再印刷や貴重な地図の保存など、多くの場面でのご活用が実現。
大判図面専用
2つのスキャナーを採用
製本のA1もOK『オーバーヘッド型』

BookEye® 4 V1A
Professional
最大対応サイズ:A1
解像度:最大600dpi
対応資料:観音製本図面ほか
2つに分かれた台座とガラスプレートにより、原本の段差によるピントのズレや紙面の浮き上がりによる影の発生等を防止。非破壊・低負荷でのスキャンを可能としており、劣化した製本図面や大判資料の電子化に最適です。
見開いた際にノド奥が繋がっている為、大判資料を平らな状態にして作業をします。 軽いガラスプレートで上から固定し、見開き状態で傷めずスキャニングします。 A1サイズでもノド奥までしっかりスキャンすることが出来ました。
スキャン方法
(A1製本図面の場合)
A0以上も電子化『シートフィーダー型』

WideTEK® 36
最大対応サイズ:A0以上
解像度:最大600dpi
対応資料:固定製本図面、地図・新聞・ポスター等の一枚もの
最大914mm×4000mm程までのスキャンが可能なスキャナーです。スキャニングスピードは14.6m/分(300dpi)と、シートフィーダー型の中でもトップクラス。ビジネスに求められる“品質”と“スピード”を同時に達成します。
折れ目・シワを伸ばして電子化します。製本図面は解体し、電子化後再製本します。 流し込むようにスキャンします。損傷のある資料は透明なフィルターで保護し、電子化します。 大きなA0サイズの地図が一枚のPDFデータになりました。影や折り目はほぼありません。
スキャン方法
(A0地図の場合)
※図面画像には一部加工を施しています。
料金
納期は原本状態、数量、電子化の仕様等で正確な見積もりを算出致します。また、納期の長さや数量等によってディスカウントもご用意させて頂いております。
※最低発注料金は一律合計5万円(税別)での対応となります。
納品可能形式 :




製本図面 | |||
基本料金 500円/1冊 | |||
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解像度 / サイズ | ~A0 | ~A1 | ~A2 |
600dpi | (片面) 1,000円~ | 800円~ | 600円~ |
400~200dpi | 480円~ | 380円~ | 280円~ |
シート状の資料(図面・地図・新聞等) | |||
基本料金 4,000円/1回 | |||
---|---|---|---|
カラー・グレースケール | |||
解像度 / サイズ | ~A0 | ~A1 | ~A2 |
600dpi | 1,000円~ | 800円~ | 600円~ |
400dpi | 490円~ | 390円~ | 340円~ |
300dpi | 490円~ | 330円~ | 230円~ |
200dpi | 430円~ | 230円~ | 130円~ |
モノクロ(二値) | |||
解像度 / サイズ | ~A0 | ~A1 | ~A2 |
600dpi | 1,000円~ | 800円~ | 600円~ |
400dpi | 190円~ | 180円~ | 130円~ |
300dpi | 180円~ | 130円~ | 80円~ |
200dpi | 130円~ | 100円~ | 60円~ |
オプション
PDFからのCAD(DXF形式)作成 / 応相談 |
大判資料の料金詳細
ページサイズ
オーバーヘッド型でのスキャン時は見開いてのスキャンになりますので、観音製本図面の場合は2ページを見開いたサイズをご確認ください。おおよその目安として、新聞紙を見開いたサイズがA1サイズ、一度折りたたんだ状態がA2サイズとなっています。
A0 | B1 | A1 | B2 | A2 | B3 |
841 × 1189 mm | 728 × 1030 mm | 594 × 841 mm | 515 × 728 mm | 420 × 594 mm | 364 × 515 mm |
スキャン枚数の算出方法
1枚物であれば枚数、製本された物は見開き1カットが対象1ページとして数えられます。折りたたまれて製本されている物や数量の多い物など、ページを数えるのが大変な場合はおおよその枚数をお伝え頂ければ概算のお見積りをお出しすることが可能です。

実績一覧

ご利用の流れ
1 お問合せ
お電話またはフォームよりお問合せください。図面の製本形式や保管状態などを確認致します。訪問も可能です。
2 電子化のご提案
原本ご郵送後使用スキャナーを選定、状態に応じフィルム保護や解体再製本を提案します。訪問でのお預かりにも対応。
3 お見積もり・契約
提案内容からお見積を算出し提示致します。ご納得頂けた場合、契約となり、作業を開始致します。
4 製本解体
上製本図面のスキャンの場合、専門の知識を持ったスタッフが釘・ビスなどを外して図面を解体する作業を行います。
5 スキャン・補正作業
指定のスキャナーを用いてスキャニング。作業後のデータは指定されたカラーに合わせ最適な補正を行います。
6 データチェック
原本の情報欠損・ページ抜けなどを1ページずつ丁寧に目視でチェック、修正致します。
7 再製本
解体した場合、スキャン後の図面をお預かりした時点の状態へと再製本致します。解体した状態での返却も可能です。
8 納品
弊社のサーバーURLからのダウンロード、もしくはDVDやUSBなどの媒体にてデータを納品し、その後原本をご返送致します。