ご存じですか?
紙カルテ電子化を成功させるポイント
カルテの電子化は、単純な書類の電子化とは異なる視点で考える必要があります。
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そもそもカルテを電子化するメリットとは?
電子化すると、複数人がそれぞれのPCからカルテにアクセス出来ること、検索で目当てのカルテを数秒で見つけられるようになることから、患者情報の管理が劇的に効率化します。またカルテの保管スペースを空けられること、将来的な電子カルテ導入へのきっかけなど様々なメリットがあります。
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厚労省のガイドラインに則った電子化を
カルテ電子化は、厚生労働省の定める『医療情報システムの安全管理に関するガイドライン』に則る必要があります。ガイドラインにはスキャン解像度や電子署名の実施、フォーマットの指定など様々な規定があり、これは外注業者に依頼する場合も同様。電子化前の仕様の入念な確認が求められます。
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レントゲンフィルムも合わせてスキャン
厚労省のガイドラインではカルテに付属するレントゲンフィルム等も電子化する必要があります。カルテと同じタイミングで電子化することで、医療機関内のスムーズなIT化への移行、電子化予算の効率的な活用が実現する為、フィルムもお持ちの方はこの機会にスキャンすることをおすすめします。
電子化に必要な
すべてを提供します。
厚労省のガイドラインが指定する電子化保存を、お客様のニーズに合わせた上で提供致します。
高解像度
ガイドラインの基準を満たす300dpiは勿論、最高600dpiまでの高い解像度でカルテの電子化を実現。ただのバックアップではなく『見やすい電子データ』の作成が可能です。
高セキュリティ環境
カルテの保管・作業現場は全て24時間監視カメラでの録画、オートロックでの入退室制限、(ご要望に応じた)完全オフライン環境の構築など、Pマークに準拠した個人情報の保護体制を整えています。
出張スキャン対応
個人情報ゆえ外への持ち出しが不安な方は、院内・施設内へ機材を持ち込んでのスキャンも承ります。スキャンに先立っての事前調査・お打ち合わせは無料です。
多様なスキャナー
カルテの中には、自動スキャナーでスキャンが難しい形態もあります。弊社では自動に加え、製本されている・添付資料が貼られているカルテにも対応した手置きスキャナーを所有。どんなカルテでもスキャン出来ます。
ディレクター制
全てのスキャン案件には、営業とは別に作業の統括ディレクターが1名担当。納品後まで責任を持って電子化クオリティのキープやセキュリティ体制の構築を指揮致します。
電子署名
ガイドラインで定められた作業責任者、実施者の電子署名(タイムスタンプ)を適切な方法・タイミングで実施します。
電子化の料金
一回のご注文時に発生する基本料金+スキャンページ数で算出致します。
各料金は1ページ当たりの価格となります。
原本状態、数量、電子化の仕様等で正確な見積もりを算出致します。
また、納期の長さや数量等によってディスカウントもご用意させて頂いております。
※最低料金は50,000円(税抜き)になります。金額が満たない場合は、一律50,000円(税抜き)をご案内させていただきます。
※繁忙期中(1~3月)は料金表表示の価格と異なる場合があります。
基本料金 8,000円/1回
紙カルテのスキャン料金
カラー・グレースケール | |
300dpi | 37円~ |
400dpi | 49円~ |
600dpi | 88円~ |
出張スキャンの料金
病院や施設内での出張スキャンをご希望の場合は、無料で資料の数量、作業スペース等を現地調査をさせていただき、
その上でスキャン料金を算出致します。
現地調査 | 無料 |
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スキャン料金 | 応相談 |
そのままスキャンが選ばれる理由
機材・実績・セキュリティ全てにおいて高いクオリティを誇ります。
豊富な実績と信頼
そのままスキャンは、2012年以来全国の企業・公官庁・大学・一般法人様の貴重資料を電子化してきたスキャニングサービスです。年間100万ページ以上の資料をお取り扱いし、その品質から高い評価をいただいております。
どんな資料でも電子化
カルテに限らず、レントゲンフィルムや書類、書籍、新聞や美術作品まであらゆる資料の電子化に対応しており、それぞれに特化した機材(スキャナー)とノウハウを所持しています。カルテに限らずまとめて電子化したい方も是非ご相談ください。
Pマーク認証取得
そのままスキャンを提供する(株)誠勝はプライバシーマーク認証を取得しています。個人情報の取り扱い・および保護の体制を徹底しており、クリニック・病院様は勿論、患者様の情報も漏洩が無いよう万全の体制を整えております。
大量スキャンも対応
スキャン拠点は東京・奈良にそれぞれ開設し、常時数万~数十万ページ以上の案件を同時並行で計画的に作業しています。数万ページ以上に及ぶ場合はボリュームディスカウントの適用もあり、よりお得に電子化することが出来ます。
文書管理のノウハウ
社内には文書情報管理士が複数名在籍、また提携弁護士とも密に連携することで資料の適正な管理・保存から関連法規の確認までワンストップで提供致します。はじめての紙カルテ電子化でも丁寧に説明しますので、安心してご依頼ください。
各種ITツールの熟知
弊社スタッフは単純作業のアルバイトではなく、画像加工ソフトや文書管理システム、CSV・Excel・PDFなどの各種フォーマットの取扱いに慣れた熟練の作業員です。アドバンスドなご要望にも可能な限りお応えします。
よくある質問
以下に無いご質問も、お気軽にお問合せください。
クリニック、病院内に貯まった患者の情報が記載されているカルテをPDF形式に電子化、院内のフォルダやネットワーク上で管理・閲覧出来る状態にすることを指します。
はい、弊社ではレントゲンフィルムに特化したドイツ製スキャナーも所有しておりますので対応可能です。詳しくはこちらのページをご覧ください。
カルテの電子化料金は、解像度に応じて3つからお選びいただくシンプルな体系となっております。
通常カルテの電子化代行はカルテの原本状態(自動スキャナーが使える物か、手置きスキャナーでの対応が必要か)によってさらに細かく分かれますが、弊社では徹底した効率化によりご理解いただきやすい料金を実現しています。
はい、病院や施設へ伺っての出張スキャン、カルテをお預かりしてのスキャンどちらも承っております。出張スキャンの場合は事前調査としてヒヤリングや資料、現地の確認をさせていただいております(遠方の場合はビデオ会議にて実施致します)。現地調査は基本的に無料にて実施し、スキャン料金は調査を踏まえて算出させていただきます。
スキャン後再度印刷出力する、などのよほど特殊な事情が無い限り、最も安価でPCでの閲覧に適した300dpiをおすすめ致します。
はい、可能です。そのままスキャンでは裁断しない書籍・書類・図面・絵画・フィルムそれぞれの専用スキャナーを複数台所持しておりますので、カルテと同じ機会にご依頼いただくことも可能です。数十万以上の大量ページにも対応出来ます。それぞれの料金については料金一覧をご覧ください。
『医療情報システムの安全管理に関するガイドライン』とは、厚生労働省が医療のICT化を進める上で定めた、医療機関向けのガイドラインです。2023年5月現在第6.0版まで改定されています。
カルテの電子化については各編『16.紙媒体等で作成した医療情報の電子化』に記載されており、ここではスキャン時の解像度、保存形式、電子署名の必要性などが細かく規定されています。詳しくは厚生労働省のHP よりご覧ください。
なお、そのままスキャンでは当ガイドラインの最新版に沿ったカルテの電子化を実施させていただいておりますので、安心してご相談ください。