

採用情報
株式会社誠勝では、一緒にデジタルアーカイブの構築を通じて日本文化の発展に貢献していただける方を募集しております。
先人の知恵や情報、実績を後世に遺していくことは私たちの世代の使命であり、その最前線で活動することには大きなやりがいがあります。ご興味の方はお気軽にご連絡くださいませ。
デジタルアーカイブを担う誇り

よく誤解されることですが、そのままスキャンが展開する事業は『デジタルアーカイブ構築』であり、自炊代行と必ずしもイコールではありません。
『自炊』とはご自身で保有する紙の書籍や資料を自分の手で電子化することであり、それを外部に委託することを一般に自炊代行と呼びます。これはデジタルアーカイブという分野の一つです。
しかし多くの場合自炊代行は著作権法的にグレーであり、明確に自炊代行を禁じている出版社様や著者様は枚挙に暇が無いものの、そうと知りながら無断で電子化している業者は残念ながら少なくありません。
また、自炊代行の多くは『質より量』です。非常にお手頃な料金で気軽に良質な電子書籍を手に入れられるよう最大限の努力をしてはいますが、低価格故どうしても一冊の電子化に掛けられる時間は限られてしまいます。
もちろんこうした自炊代行が普及した結果としてデジタルアーカイブが身近になったという側面はありますが、一方で『裁断したくない』『完璧に近いテキストデータが欲しい』といった、より品質の高い電子書籍を求める声には応えられない状況が続いていました。
そのままスキャンのデジタルアーカイブでは、一冊一冊裁断せずに電子化しています。
またご要望に応じて色調補正やテキスト化の校正などスキャニングに留まらないサービスも提供しています。
当然自炊代行よりも多くの時間や手間が掛かりますが、その分貴重な書籍でも傷つけず、高品質で電子化することに成功してきました。
お陰様でこれまで3,000以上の団体様や企業様にご依頼いただいておりますが、私たちが本当に誇りにしているのは数ではなくその内容です。
戦前の紙媒体の名簿を電子化し、戦争ドキュメンタリー番組で採用。
戦国時代の重要文化財を一切キズ付けずにデータ化。
時価数万円という幻の漫画をスキャニングし、電子書籍で再販。
そのままスキャンではこうした極めて社会的重要性の高い書籍を中心にご依頼いただきます。
それこそが自炊代行ではない私たちのデジタルアーカイブ事業の特徴であり、誇りなのです。
良質なサービス創出には良質な作業環境が必須です。


質の高いデジタルアーカイブを提供するために、私たちは目指しているところがあります。
デジタルアーカイブに掛かる殆どの費用は人件費です。より質の高いデータをよりコストがかからない方法で提供する為には、従業員に最大のパフォーマンスを発揮してもらう必要があります。
しかし過酷な労働を強いれば必ずパフォーマンスに悪影響が出ますし、そうなれば最終的に損をするのは他でもないお客様です。
また昨今ブラック企業や働き方改革が話題を呼んでいるように、もはや労働環境の改善は企業自身のブランドにも大きく関わってきます。
そのままスキャンでは、スタッフ全員が働きやすい会社を目指しています。
現在そのままスキャンでは働き方改革を実施しており、繁忙期中(1~3月)は月平均で20~30時間程度の残業が発生しますが、今後繁忙期中でも残業が0になることを目指して改革しています。
正社員・アルバイト問わずPCは2画面ずつ配置し、作業の効率化を徹底しています。
スタッフの中には現役の大学院生や、自身の創作活動と並行して勤続する者などがおり、勤務日は比較的柔軟に調整出来ます。
創業6年の若い会社ですがベンチャー特有のガツガツした雰囲気は無く、穏やかなオフィスです。
まだ試行錯誤の中ですが、あなたの意見は最大限尊重し、反映します。
ストレスの少ない職場で一緒に文化の保存に貢献しませんか?