古文書・論文・原稿用紙
手書きの文字を高精度でデータ化
データ化のメリット
精度99.96%を保証

文字のデータ化・校正は、そのままスキャンが厳選した日本人スタッフが担当。最高精度は商業出版にも対応できる99.96%以上を保証しております。
旧字体のデータ化

外国人の作業員やOCRが苦手とする旧字体の入力・変換も得意としております。戦前の資料や文書のデータ化にも豊富なノウハウがございます。
縦書き文書のデータ化

OCR・AI-OCRでは対応の難しい縦書きの手書き文書にも対応。縦書きで執筆された論文や縦書きが主流だった時代の古文書などは是非お任せください。
Excel、Word化

データ化したテキストをExcelやWordファイルへ変換することも可能です。書籍の再編纂やデータ分析等様々な用途にご活用いただけます。
手書き文書のデータ化事例
浅草寺様

旧字体で書かれた362冊の蔵書を新字変換
参照する上で膨大な時間がかかってしまうお寺様の蔵書を、業務効率化の為にデータ化。事前に旧字と新字の変換対応リストを作成し、完成品を綿密に検討しました。その後書籍のスキャニングを行い、PDFデータを作成。旧字→新字の変換作業を1ページずつ丁寧に行い、校正まで全て完了した上で納品させていただきました。

浅草寺様で保管・管理されている書籍計362冊の新字変換プロジェクト。

作業前に校正に関する仕様のリストを作成、難読漢字等の認識を統一しました。

数万ページに及ぶ大量スキャンの後、新字への変換を手作業で実施。

『ページによっては100%』など、極めて高い文字精度を評価していただきました。
臨済寺様
重要文化財を非破壊スキャン、白文データ化
臨済寺様が所有する静岡県指定重要文化財「鉄山和尚語録」の電子化と白文データ(レ点などの無い漢文)作成をお手伝いさせて頂きました。様々な専門家のご助力を頂き、白文の作成に取り組ませて頂いた他、自治体との文化財持出についての書類手配等も担当しました。また、収録用DVDのパッケージデザインの作成もワンストップで承りました。

保存期間400年を越える古文書四冊のデータ化・テキスト化のご依頼。

非裁断専用の大型スキャナを用いて、丁寧にスキャニングしました。

漢文の手書き文章の一文字一文字を目視しながら入力・校正を行いました。

収録用DVDのパッケージ及びDVD盤面のデザインも担当。
日本放送協会(NHK)様

戦時中の手書きの名簿をExcelデータ化
特番内で使用するためのビッグデータ作成のご相談を頂き、手書きの文章でしか残されていない当時の記録をデータ化。戦時中に記録されたインパール作戦の戦没者名簿から11,716人分の戦死場所や死亡事由など計12項目の内容をExcelデータへと纏めさせて頂きました。
料金一覧
料金は資料の状態、お求めの精度、納期等で変動致します。
詳しくはお問合せください。
1人校正

180円~ /ページ
スタッフ一名が原本の文字を目視で確認し、テキスト入力を行います。
3人校正+
システムチェック

300円~ /ページ
同じページを別々のスタッフ3名で入力/校正し、更に独自開発の校正システムで誤差を修正します。
手書き文字を
データにする方法

書籍・原稿のスキャニング
データ化する原本を専用の非破壊スキャナーにセットし、傷まないよう1ページずつ見開きで電子化していきます。

スキャン画像をテキスト化
スキャンしたページを作業者が目視で確認し、文字を手入力でデータ化していきます。旧字など難しい文体にも専門の作業者が対応致します。

テキストデータの校正
ケースに応じて1~3人のスタッフが、前段階で入力された文字を校正します。最大99.96%以上の精度まで実現可能です。
OCR/AI-OCRとの比較
OCRとは?

OCRとはOptical Character Recognitionの略であり、日本語では光学文字認識と表記される技術です。OCRには画像として保存された文字をコンピューターが文字の形として認識し、それに最も近いテキストデータへと変換する機能があり、文字のデータ化としては最も便利で正確な方法と言えます。近年では、スマートフォン用で撮影した物にOCRをかけるアプリや、自動で範囲を認識してある程度の表などに纏めてくれるAI-OCRなども登場しています。
OCRと手書き文字の相性

手書きとOCR
OCRソフトは「文字の形」から「適応する文字」を割り出す都合上、個性の出やすい手書きの文書は非常に苦手としています。一般に流通しているOCRソフトや、スマートフォンのOCRアプリで手書きの文書を読み込んだ場合、精度の高いテキストデータを抽出することはほぼ不可能と言えます。
OCRのための画像化・電子化の部分のお悩みもよく見受けられます。一般的な裁断スキャナーでは、劣化の進んだ古文書や貴重書のスキャンを十分に行う事が出来ないため、OCR処理の前段階から課題が発生するケースが多々あります。

AI-OCRは縦書きに非対応
手書き文書に特化したAI-OCR(アプリ)も開発されており、弊社でも共同開発でAI-OCRを提供しております。AI-OCRは年々性能が上昇し、かなりの精度で文字を認識することが出来るようになりましたが、人間の目視チェックと組み合わせれば完璧に近い精度を実現することができます。
ですが、現在のAI-OCRは業務効率改善のために開発されている側面が強く、主に手書きの帳票など横書きで書かれた文章しか対応する事ができません。日本国内で執筆された昔の資料は多くが縦書きであり、その場合やはり人間の手による文字起こしが精度の面で確実な方法となります。
ご利用案内

01 お問合せ
メールまたはお電話でお問合せください

02 見積もり算出
枚数、サイズなどで簡単なお見積もりを算出致します

03 発注
お見積もりをご確認いただき、ご発注ください

04 資料お預かり
郵送またはお持込にて原稿をお送りください

05 テキスト化
お預かりし、電子化したデータをテキスト校正します

06 納品
お客様のご要望に沿った方法で納品致します
※紙の原本をデータ化する場合、テキスト化の前に電子化作業があります。
サービス3つの『安心』
セキュリティ

そのままスキャンはプライバシーマーク(個人情報保護)の認証を取得しており、お客様の個人情報や機密情報などの保護を徹底しています。
法人実績

企業や公官庁、大学といった法人のお客様を中心に5,000社を超える電子化実績を持っています。原本の形態問わず、あらゆるお悩みにお応え致します。
非破壊でスキャン

経年劣化など様々な理由でボロボロになった書籍も、熟練のスタッフの手によって丁寧にスキャン。傷つけずそのまま返却致します。
よくある質問
人の手で書かれた文字・原稿を、PC上での編集やWord等への変換が出来るようにデータ化することを指します。手書き文字は個人の癖が強く、OCRソフトでの認識が極めて難しいです。
近年ではAI-OCRの技術向上により手書き文字の認識率も上がっているものの、あくまで帳票やアンケートなど横書きの文書に用途が限られています。そのままスキャンの手書き文字データ化サービスは、日本人スタッフが実際に目視で文字の入力・校正を行うことで確実な精度を実現致します。
そのままスキャンでは400年前の重要文化財を非破壊でスキャン、文字をテキスト化し一切傷つけずお返しした実績がございます。安心してお任せください。
ただし、書籍の状態や仕様上どうしてもスキャニングできないケースもございます。まずは担当へご相談ください。
文字入力を行う人数によって変動致します。一人校正の場合は96%、二人校正は99.96%を目安精度として保証しております。
スキャンした書籍データを見ながら手入力でするほか、AI-OCRを利用することもございます。ただしOCRは縦書きに非対応なため、横書きがメインである日本国内の古書・貴重書や原稿の文字起こしは手入力および校正を行う形となります。
手書き文字のデータ化は、書籍のレイアウトや手書きの種類、お求めの精度、納期等によって料金が変動するためです。まず概算を知りたい方はフォームより対象書籍の中身(数ページ程度)のお写真をお送りくださいませ。速やかに担当よりご連絡致します。