「利活用」までサポート
文化的価値をもつ史資料を
デジタル化し、
自発的な利活用を
促す一連のサポート
大学などの教育研究機関には、文化的価値をもつ史資料が大量に眠っており、デジタル化による積極的な利活用が必要です。
一方で、その「利活用」の方法については、まだまだ社会の中でロールモデルが不足しています。特に一つの用途を終えたデジタル史料が「アーカイブ化」された後、長期的な利活用に課題を抱えるケースも少なくありません。
当サービスでは、研究一次史料などのデジタル化はもちろん、用途終えてアーカイブ化された後も、学内外での自発的な利活用を促す産学連携教育など、長期的なご提案をさせていただきます。
こんなお悩みを解決します!
アーカイブ化後の利活用を見据え
史料デジタル化を行いたい。
歴史的・文化的価値を持つデジタル史料が、用途を終えてアーカイブ化された後も、長期・持続的な視点で利活用方法を描く必要があります。
デジタル史料のアーカイブ化後に
産学連携教育で利活用を促進!
高等教育機関や一般社団法人、自治体主催のキャリア教育等での実績がある産学連携教育プログラムの提供により、学内外での自発的なデジタルアーカイブ利活用を促進します。
教育事例
自発的なデジタルアーカイブ利活用を促す、地域文化施設の課題解決考案講義
奈良大学 様
学芸員・司書の教育課程をもつ奈良大学様。主に国文学科の学生に対し、震災アーカイブを用いたワークによりデジタルアーカイブ利活用の課題と大切さを講義するとともに、地域経済分析システム「RESAS」を用いて個人ワーク・グループワークを交えつつ、デジタルアーカイブを管理する図書館・博物館を取り巻く地域課題の探究を双方向型で実施しました。学生考案の課題解決策は、奈良市教育委員会に還元されています。
導入フロー
1. お問合せ
当社では古書・大判製本図面・絵画・マイクロフィルム・立体物など、特殊な媒体でのデジタル化も承っておりますので、まずはお気軽にお問合せください。
2. ヒアリング・契約(お見積りと教育プログラムのご提案を含む)
対象物の種類・数量・スキャン(または撮影)の場所・どのような産学連携教育を想定しているか等をヒヤリングし、全体的な利活用までのプランを構築します。その後お見積りをお出しし、ご納得後の契約となります(お支払いは科研費でも承っております)。
3. 電子化(デジタル化)
資料をお預かりの上、スケジュールに沿った電子化(必要に応じたテキスト化やCG化・画像補正等を含む)を実施致します。電子化にあたっては事前に『どの機材で・どのように電子化するのか』を丁寧に説明いたします。
4. データ納品
データ作成後、弊社サーバーへアップして入念な動作チェックを実施。その後データを納品致します。非破壊で電子化した場合は責任をもって原本の返却もさせていただきます。
5. 産学連携教育実施のための各種調整
デジタル史料がアーカイブ化された後の、学内外での自発的な利活用を見据え、長期的な視点で産学連携教育を企画します。開催場所・日程、当日の必要人員等の調整はもちろんのこと、デジタル史料の価値を社会認知の面で高めていくために、メディア誘致の取り組みなども支援します。お気軽にご相談ください。
6. デジタルアーカイブ利活用を促す産学連携教育
当社では課題解決型(PBL型)ワーク中心の教育プログラムを立案・実施しており、デジタルアーカイブを管轄する部局や教員の授業における産学連携教育としてご活用いただけます。
7. (必要に応じて)教育成果を自治体教育委員会等へフィードバック
産学連携教育により公的な成果が得られた場合は、必要に応じて自治体の教育委員会等にフィードバックいたします。この場合、産学連携教育を通じて、自治体の政策へと還元される一連のフロー構築をお手伝いすることになります。
よくある質問
以下に無いご質問も、お気軽にお問合せください。
金額はどのように決まるのですか?
ご依頼いただいた案件内容と作業範囲によって都度お見積りをお出しする形になります。
まずはご希望のアーカイブのイメージをお聞かせください。
一点からでも依頼できますか?
はい、ご依頼いただけます。ただし最低発注料金は5万円(税別)とさせていただいておりますので、予めご了承ください。
納期はどのくらいになりますか?
納期はデジタル化対象物の量と時期によって変動します。当社では30台以上の非破壊スキャナを完備し、大量の書籍でも短納期で電子化できる体制を整えていますが、例年毎年1月から3月に多くの案件が集中するため、同じ対象物の量でも1月から3月は電子化が完了するまでにより多くの時間がかかる場合があります。
教育講座の打ち合わせの具体的な流れを教えてください。
研修の進め方や事務面での準備状況の確認など、2~3回程度お打合せを行い、当日の会場レイアウトや役割分担含め、教育効果が最大になるように準備を行います。研修資料がある場合は、お打合せ内容を踏まえたテキストを作成し、準備物の確認書類と合わせてデータで納品いたします。
データを納品してから教育実施までにどのくらいの期間が必要ですか?
研究など、用途を終えたデジタル史料がアーカイブ化されるまでの期間、教育講座の内容や量、実施期間によって、必要な準備期間は異なります。お打ち合わせしながら準備を進めて参ります。
受講人数は最低何人から最高何人までがよいでしょうか?
原則としては、意見交換や講師からのフィードバックの有効性から講師1人あたり20~30名程度でお願いしております。
ただし産学連携講義では30名以上の大人数で実施するケースも多く、その場合のプログラム企画・実施の実績もございます。
まずはお気軽にご相談ください。
教員の授業の1コマを活用した、短時間の講義形式での実施も可能でしょうか?
はい、可能です。当社でも実績のあるスタイルであり、メディアに掲載された実績もございます。まずはお気軽にご相談ください。