企画開発

現在の仕事内容を教えてください。

田川

今年は新規事業の展開を行ってきました。新規と言っても、例えば7月にローンチした『図面そのままスキャン』や『絵画そのままスキャン』のように、従来扱ってはいたものの認知させてこなかった既存サービスを新たにPRすることが多いですね。

その為にGoogle Analyticsを使ったユーザーやアクセス、CMS内に記録されている受注状況などから需要を分析し、社内各部と連携してスケジュールを立て、実行に移していきます。

企画開発として気を付けていることはありますか？

田川

スピード感が非常に大事だと考えています。この会社の前に3社経験しているんですが、『とにかく早く』を意識してやっていて、その時からスピード感の重要性には気付いていました。

サービスの公開前に計画は立てますが、重要なのはむしろ公開後。反響が無ければすぐに対策を講じるようにしています。

もう一つは、スケジュールを立てる前にそれぞれのコミットを必ず確認すること。よく従業員のキャパを無視してスケジュールを強行する会社がありますが、働き方改革が話題になっているように、そういうのは時代が求めていません。健康も損ないますしね。スピード感は求めますが、それぞれのキャパを超えるようなコミットは設定しないようにしています。

誠勝の企画開発に向いている人とは？

田川

考えて計画を立てること、行動に移すことが得意な人が向いているんじゃないでしょうか。逆にルーティンワークが得意、指示が無ければ何もできないような人には向かない仕事だと思います。あとは新サービスを公開する時はあらゆる人を動かすことになるので、人を動かすマネジメントの経験をしたい人。新規事業の立ち上げや将来独立を考えている人にとって良い環境ですね。

誠勝はどんな会社だと思いますか。

田川

個性的な人の多い会社だと思います。特に制作部は美大卒が6割以上いるので、集中力が高いのが特徴的ですね。もちろんこんなに美大卒のいる会社なんて入ったことなかったので、初めての感覚です(笑)

あとは自主性も強くて、例えば上層部に『これがやりたい』とアイデアを提示すると結構OKを出してくれたりするんですよね。社長自身が話しやすい人で何でも相談できるのも良いと思います(笑)

今後、やってみたい事はありますか。

田川

デジタルアーカイブの範囲内で、今までにない全く新しいことに挑戦したいと思っています。ちょうど2019年から著作権法が改正されて、様々な情報をビッグデータとして利用できるようになるんですが、誠勝には累計300万ページ以上の情報があります。この情報を使って合法の範囲内で、何か新しいサービスを展開してみたいですね。