裁断しない電子化
古書の電子化
非破壊スキャナー
v2スキャナー

書籍・本を裁断しないで
電子化(PDF化)します!

3,500社
100万ページ

非破壊スキャンの
パイオニアです。

「そのままスキャン」は、非破壊スキャナーを活用し貴重な書籍を裁断せずに電子化するサービスです。

私たちは日本で非破壊スキャンが一般的に知られていなかった2012年よりこのサービスを展開しています。以来、社内報や記念誌のような非売品の書籍、研究機関で作成された専門書、果ては江戸時代や大正時代に書かれた文化財まで、あらゆる貴重書籍を傷つけずに電子化。これまでに累計5, 000以上の法人様に電子化ソリューションを提供して参りました。

現在、そのままスキャンには書籍専用だけで5種類以上の非破壊ブックスキャナーを所有。そこに10年以上の非破壊スキャンで培ったノウハウが加わることで、常に原本・お客様にとって最適な電子化を提供しております。

スキャン可能な対象書籍

書籍

一般書籍

合本

合本製本

社内報

社内報

研究論文

研究論文

古書

古書

記念誌

記念誌

裁断しない本の電子化とは?

非破壊スキャナー book2net KIOSK
裁断しない本の電子化とは、本の背表紙を裁断せずに電子化をすることを指します。電子化で使われるスキャナ―(機材)は非破壊スキャナーと呼ばれます。

非破壊スキャナーは本を傷つけないよう設計されており、作業に当たり原本が痛むことはありません。弊社ではドイツ製を中心に6種類以上の非破壊スキャナーを所有・活用。各書籍に応じた最適なブックスキャナーを選択することで、原本そのまま電子化することが出来ます。

分厚い書籍・合本も
傷つけずスキャンOK!

「そのままスキャン」で使用するブックスキャナーは、いずれも”書籍を傷つけない”ことに特化しています。
ページを見開きで設置し、上から軽量のアクリル版で固定すればページ奥の情報まで逃さずスキャンが可能。
一般書籍はもちろん、専門書や複数冊を合わせた合本などの分厚い書籍でも影なく美麗なスキャンデータを生成します。

ブックスキャナーに見開きで本を設置!
ページの奥までしっかり開いてスキャン!
歪みや影のない綺麗なPDFに!

書籍電子化のメリット

原本を保管したまま
データを活用できます。

保管された貴重書籍

裁断しない電子化では本を壊す必要が無いため、電子化後は引き続き原本の保存が可能です。通常時はデータのみ活用・原本は保管、と両者を使い分けることが出来ます。

スマホやタブレットで
本を持ち運びできます。

タブレットでの閲覧

PDFを閲覧できるデバイス(スマートフォン、タブレットなど)があれば、オフィスや研究室の外でも閲覧を実現。PDFを切り抜いて特定ページだけ共有、などの使い方も出来るようになります。

文字検索や
情報の活用が出来ます。

書籍のデータ

PDFデータにOCR処理を施せば、ファイル内の文字検索やテキストデータを流用した情報の二次利用等、様々な用途に活用することが可能となります。

書籍のスキャニング料金

各料金は1ページ当たりの価格となります。
原本状態、数量、電子化の仕様等で正確な見積もりを算出致します。
また、納期の長さや数量等によってディスカウントもご用意させて頂いております。

※合計金額が50,000円(税抜き)に満たない場合は、一律50,000円(税抜き)をご案内させていただきます。
※基本料金は1回のご依頼につき8,000円とさせていただいております。

基本料金 8,000 円 /1回

非破壊スキャンの料金

書籍を傷つけることなく、1ページずつ丁寧に電子化します。
A4以下/1ページ
(210×297mm以下)
A4超〜A3/1ページ
(211×298mm~297×420mm)
300dpi 39円~ 58円~
400dpi 49円~ 68円~
600dpi 89円~ 128円~

裁断スキャンの料金

書籍を裁断して電子化します。非破壊よりもご予算を抑えてのスキャンが可能です。
A4以下/1ページ
(210×297mm以下)
A4超からA3まで/1ページ
(211×298mm~297×420mm)
300dpi 24円~ 29円~
400dpi 29円~ 38円~
600dpi 49円~ 68円~

※解像度の選び方と事例

解像度(dpi)は、ご予算以外に電子化した書籍の利用目的によって変わります。

  • 300dpi

    画質/ データ容量/

    おすすめの目的
    • PCでデータを見れれば十分
    • 大量の書籍を保存したい
    • バックナンバーを保存したい
    300dpiの事例
    WOWOW

    共有用に社内報のバックナンバーを電子化・OCR処理しました。

    WOWOW様の事例を見る
  • 400dpi

    画質/ データ容量/

    おすすめの目的
    • アーカイブとしての保存
    • 価格を抑え画質を高めたい
    • 容量を少なく電子化したい
    400dpiの事例
    Jコミックテラス

    Web上で漫画・原稿を公開するため非破壊スキャナーで電子化しています。

    Jコミックテラス様の事例を見る
  • 600dpi

    画質/ データ容量/

    おすすめの目的
    • テキストデータが欲しい
    • 印刷出力したい
    • 高画質データでの保存
    600dpiの事例
    立教大学

    蔵書を非破壊スキャンし、高精度なテキストデータを作成しました。

    立教大学様の事例を見る

※dpiは高ければ高いほど鮮明な画像となりますが、データ量も増えるため画像の容量が大きくなってしまいます。また、高いdpiの画像は電子化後に低いdpiに変換することが出来ますが、その逆は出来ません。印刷予定のある方は高いdpiでの電子化がおすすめです。

オプション

サンプル作成
/ 無料
画像修正
/別途見積
しおり作成
20 / 箇所(20文字程度の時)
画像向き修正
8円~ / ページ
傾き補正
60円~ / ページ
ファイル名付与
20(20文字程度の時)
裏写り軽減処理
20円~ / ページ
付箋・シール剥がし
10円~ / 箇所
出張スキャニング
/ 応相談
原本破棄
6,000円~ / 10
原本保管
250円 /

※上記金額は目安となります。細かい仕様を確認した後、正式なお見積もりをご提示させて頂きます。
※画像調整後の修正およびお客様のご指示による画像調整は別途費用がかかります。
※裏写り軽減処理は間紙を差し込んでのスキャンとなります。

書籍返却

全国一律
1,500 (1小口・140サイズまで)
※沖縄・離島は着払いにて送付します。

納品方法

ダウンロード納品
0
DVD-R納品
1,500円 / 1枚あたり
USB納品
2,400円 / 1個あたり

非破壊スキャナーで電子化!
企業様のご利用事例

三井製糖株式会社

三井製糖株式会社様

社史、専門誌の電子化

書庫に保管されていた社史や専門誌を非破壊で電子化。OCR処理も実施し、社内データベースにて全社員が閲覧出来る環境を実現しました。

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株式会社絵本ナビ

株式会社絵本ナビ様

絵本のe-book化

年間1,000万人以上が利用する絵本専門のWebサイト「絵本ナビ」に掲載する絵本の非破壊電子化・e-book(電子ブック)を3年以上承っています。

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株式会社船場

株式会社船場様

社外報の電子化+OCR処理

倉庫で保管されていた42年分の社外報バックナンバーを電子化。OCR処理の後、データを出力し展示会でのパネルにご活用いただきました。

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ブックオフオンライン株式会社

ブックオフオンライン株式会社様

37万冊分の表紙電子化

ネットオークションに出品する為、1カ月半で37万冊の古本の表紙スキャンが必要に。特別体制を敷き、無事期間内での電子化が完了しました。

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株式会社WOWOW

株式会社WOWOW様

社内報電子化+OCR処理

開局以来発行してきた社内報3, 400ページ分を裁断せずに電子化、文字検索の為のOCR処理も実施。社内イントラでの全社共有が可能になりました。

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株式会社ゲームフリーク

株式会社ゲームフリーク様

開発資料等の電子化

『ポケットモンスター』の開発資料や創業者様が作成されたミニコミ誌の原本を丸ごと電子化。“所在不明”の状態から素早いアクセスが出来るように。

事例を見る

裁断しない電子化の方法・
作業の流れ

そのままスキャンで実際に行っている裁断しないスキャンの方法を紹介。

  • STEP

    1

    ヒアリング/お見積もり

    書籍の状態、ご予算、データのご利用用途、オプションのご利用等お客様のご要望をヒヤリング致します(ビデオ通話も可能です)。内容を基にお見積もりを算出致します。

    ご要望のヒアリング
  • STEP

    2

    書籍のお持ち込み/ご送付/集荷

    ご発注いただき次第、書籍を弊社宛にお送りいただきます。
    なおお客様ご自身でお持ち込みいただくことや、分量が多い場合は弊社スタッフが直接集荷へ伺う(有料)ことも可能です。お気軽にご相談ください。

    集荷
  • STEP

    3

    スキャン作業(非破壊の場合)

    1ページずつ、手作業で丁寧にスキャニングします。KIOSKによる非破壊スキャンの方法は以下の通りです。

    • 3-1. 書籍の設置

      V1、V2、KIOSKのようなオーバーヘッドスキャナーでは本を開いた状態でセットし、上部のカメラからスキャンします。ページ固定の為薄いパネルを乗せますが、非常に軽く原本への影響はありません。

      スキャナーの台に書籍を設置
    • 3-2. スキャニング

      いずれの非破壊スキャナーもコンソールを操作することでスキャンを行います。スキャン画像は読み取りが終わると即画面に表示されるため、万が一ズレや影、傾き等が見つかった場合でも速やかにやり直すことが可能です。

      非破壊スキャナーによるスキャニング
    • 3-3. 作業員によるデータチェック

      最後に1ページずつ、クオリティ、ページ抜け、色味等のチェックを行います。画像補正が十分でないと思われる場合は該当ページのみ抜き出し、再度スキャンや補正作業をします。

      作成された画像データのチェック
  • STEP

    4

    ソフトによる画像補正

    スキャンデータは専用フォルダに自動保存されます。1枚ずつ傾きやクオリティ、ページ抜けが無いかチェックし、その後仕様に応じてPhotoshopによるチャンネルミキサー等の画像補正を行います。例えばOCR処理を行う場合、文字がハッキリ写るようトーンカーブを強めに設定、ページの白色処理を実施します。

    Photoshopによる画像修正
  • STEP

    5

    オプションサービス

    電子化後のデータをご活用いただけるよう、次のようなオプションを用意しております。

    出版データ作成

    オンデマンド印刷された書籍
    詳しく見る

    OCR処理

    OCR処理された書籍
    詳しく見る

    EPUB作成

    EPUB形式の電子書籍
    詳しく見る

    電子ブック作成

    電子ブック作成
    詳しく見る

    画像処理

    書籍データの比較

私たちが“自炊代行”と違う
4つの理由

そのままスキャンは『スキャナ―を使って単純作業を行う』自炊代行とは大きく異なります。

  • 独自の調達ルート

    非破壊スキャナーの調達

    非破壊スキャナ―は傷やゴミが付きやすく、壊れやすいもの。弊社では独自の部品調達ルートを構築しており、他社には出来ない迅速な修理や交換を実現しています。

     
  • 最新スキャナ―の導入

    非破壊スキャナーの調達

    スキャナ―は毎年新しいものがリリースされています。そのままスキャンでは業務や品質上プラスと判断したスキャナ―を積極的に導入しております。

     
  • 法人実績

    機械学習

    2012年の創業以来、弊社では個人の自炊代行ではなく法人向けのサービスを提供してきました。のべ5,000社以上の電子化ノウハウがございます。

     
  • 有資格者が在籍

    プロフェッショナル

    デジタルアーキビスト、文書情報管理士、日本ディープラーニング協会E資格などの関連資格を有する人材が複数在籍。豊富なスキャニング人材を有します。

     

よくある質問

裁断しないスキャンのことを別名 非破壊スキャンと呼びます。
書籍を裁断せずに電子化できる専用スキャナでスキャニングすることによって、原本を傷つけることなく電子化することが出来ます。
主に社内報や研究論文など原本を残したまま電子化をしたいときにこの方法が選択されます。

通常、書籍の電子化は背表紙を裁断して行うのが一般的です。しかしこの方法では原本を破壊することになる為、一冊しか残っていない場合、本自体が貴重な場合には適用できず、どんなに非効率でアクセシビリティが悪くても紙のまま保管・閲覧する他ありませんでした。
そのままスキャンでは2012年より、当時としては非常に早い段階で非破壊スキャナーを導入した『裁断しない電子化』を提供して参りました。裁断せずにデータ化することで、原本は引き続き保管して劣化を防ぎつつ、コンテンツををタブレット端末で閲覧したり中身を抜き出して共有するといったことが可能となります。

本の電子化とは、紙の書籍をスキャナーでPDFなどの電子データにデジタル化することです。電子化することで原本の劣化防止、書籍コンテンツの共有・編集、スペースの削減をはじめとしたコストカットなど様々なメリットを享受することが出来ます。
近年ではペーパーレス化やデジタルトランスフォーメーション(DX)の導入としても注目されており、ビジネスや生活のシーンを問わず広く普及しているものです。

料金は解像度と書籍の大きさによって変わります。解像度が高くなれば細かなところまできれいに電子化することが出来ますが、スキャニング時間も長くかかるため料金も高くなります。
具体的にはA4サイズを1ページスキャンするのに300dpiで39円~、400dpiで49円~、600dpiで89円~と低解像度と高解像度では倍以上の開きがあるので電子化の目的に応じて適した解像度を選択する必要があります。

納期は書籍の量と時期によって変動します。電子化は毎年1月から3月に多くの案件が集中します。よって同じ書籍の量でも1月から3月は電子化が完了するまでにより多くの時間がかかる場合があります。
そのままスキャンでは30台以上の非破壊スキャナを完備し、大量の書籍でも短納期で電子化できる体制を整えていますので短納期で納品することが可能です。

著作権者の許諾を得ていない書籍の電子化のご依頼は違法となる為、申し訳ありませんが基本的にお断りしております。
但し研究目的やオンライン授業でのご利用等、例外もございますので宜しければご相談くださいませ。

著作権法遵守の観点から、市販本の自炊代行は一部を除き承っておりませんのでお控えください。

ご依頼いただく書籍の著作権許諾の確認は、基本的にお客様ご自身にお願いしております。
ただし法人のお客様に限り、著作権許諾の代行作業を承るケースもございます。まずはご相談ください。

いいえ、基本料金は冊数に関係なく、一つの案件で一律8, 000円とさせていただきます。どれだけの冊数やどんなサイズが一緒でも一つの案件なら基本料金は変わりません。

そのままスキャンでは書籍の片側を1ページとしてカウントし、料金を算出しています。
表紙、裏表紙もそれぞれ1ページとしております。表紙、裏表紙の内側のページはスキャン対象外となっておりますので、スキャンが必要な場合はご相談ください。